シナリオライター

このページではシナリオライターの必須スキルや役割、年収をアップさせるための方法などをまとめています。転職でキャリアアップするコツも紹介しているので必見です。

平均年収

ゲームのシナリオライターは年収の幅がかなり広く、250~1,000万円ほど。それほど高給ではない若い世代が多いためか、平均年収は250~300万円となっています。

中にはシナリオライターだけでは生きることもままならない方もいれば、数千万円の年収を得ているという方も。収入が個人の能力や信頼で決まるため、極端な実力主義で収入が決まるシビアな世界だといえるでしょう。ただし、数千万円以上は有名シナリオライターにならない限りは難しく、たいていの方は平均年収以内におさまっているようです。

シナリオライターに求められるスキル

シナリオライターというと、文章力が必要スキルとして出てくるかもしれません。もちろん文章力は必要ですが、構成力や演出力などさまざまなスキルが求められます。

文章力

ゲームのシナリオは選択肢によって違う展開を文章で書き起こさなくてはいけないため、さまざまな文章を書けるスキルが必要になります。

構成力

選択肢の内容はどうするか、イベント発生の条件は何かなど、フローチャートを使ってゲームの流れや結末をつくる構成力が求められます。全体の構成が決まらないと次の作業が滞るため、必須スキルといえるでしょう。

演出力

文字での表現以外にも、キャラクターの表情やエフェクトを活用してゲームの世界観やキャラクターを魅力的に見せる演出力があると役立ちます。

忍耐力

非常に長いシナリオだったとしても、最後まで書き上げる忍耐力がシナリオライターには必須。物語を途中で投げ出してしまうとゲームが完成しないため、忍耐強く書き上げましょう。

そのほか、ゲームの知識や説明に役立つコミュニケーション力、企画を生み出す想像力があるとより仕事がしやすくなります。またスクリプト言語での演出をライターに任せる企業もあるので、事前に学習しておくと有利にはたらくかもしれません。

シナリオライターが担うべき役割

ゲーム制作での役割

シナリオライターの仕事は大まかにいうとシナリオをつくること。ただし、どの段階から関わっているかによってやることが変わってきます。企業によって任される範囲は変わってくるため、転職を考えている場合は転職希望先の仕事の範囲を事前にチェックしておくといいでしょう。

企画の段階から携わる場合

まだ何も決まっていない状態なので、自分でゼロから構想を練ることができます。企画書を作成したり、プロットをつくったりする仕事も合わせて行います。

世界観やキャラクターが決まっている場合

すでに基礎が決まっているため、キャラクターの動き方やシナリオ内の選択肢、結末などを考えながら構成を組み立てます。

すでにプロットが決まっている場合

話の展開まで決まっているため、話の肉付けを行います。

今後どんな立ち位置になっていくか

ゲーム機市場やアプリ市場は伸びを見せており、シナリオライターの需要もどんどん上がっていくでしょう。しかし不安定な要素も多く、未知数な職種ともいえます。

ゲーム業界は不況に強いため、今後は地位も高まり、仕事環境もより良くなっていくとみられています。自ら市場を開拓し、新たなニーズを生み出す姿勢があれば、さらに可能性が広がるでしょう。

シナリオライターとして年収をアップさせるには

より多くの仕事をこなす

シナリオライターは会社所属とフリーランス、2種類の働き方が存在。会社所属の場合、より多くの作品を手掛けてヒット作を出すことで年収を上げられます。特別ボーナスや休暇がもらえたり、収入が格段にアップしたりすることも。フリーランスで年収を上げる場合も多くの仕事を手掛けることが大切ですが、だいたいは一定金額での買取となるため大きな収入アップは見込めません。しかし、次回からの仕事依頼を増やして次の収入につなげることができます。

より収入の多い会社に転職する

今のままでは収入アップが見込めない場合、転職してより条件のいい会社に転職する方法もあります。収入アップ以外にもスキル上げや待遇の向上などさまざまなプラス効果が期待できます。

現在フリーランスなら会社に所属することで安定した収入を得られるでしょう。シナリオ依頼の際に会社所属経験を重視する場合もあるので、仕事を増やす意味でも経験しておくのがおすすめです。

近年シナリオライターの需要は増えてきているため、可能性を広げる意味でも転職は有効です。自分に合った求人を探してみましょう。どうしたらいいかわからない場合は、業界事情に精通した専門家や転職エージェントなどを活用してみるのもひとつの手です。